今宵の月のように

くだらねえ話で恐縮ですが、エレカシの宮本浩次とニアミスしたことが一度だけある。
時は21世紀初頭?所は外苑西通り沿い広尾駅辺り?だったと記憶している。当時の俺は、何もかもに疲れ果て人生に絶望していた。家や家族や仕事からも離れ、独り車上生活をしていた。
通り沿いに車を停め溜息を尽きながら、煙草を吹かしていると、向こうから宮本浩二が歩いてくるではないか!
俺はにらむ、あれエレカシだよな?向こうは目をそらす。
俺はにらむ、ヤバイ、話ししてえ。向こうは目をそらす。
よし、煙草を消して車を降りたら、話しかけよう。煙草を消した次の瞬間、宮本浩二は消えていた。ものの見事に消えていた。

時は流れて三年後、裏社会の仕事に手を染め数え切れないぐらいの逮捕&監禁を繰り返し、挙句の果てに逮捕状を出され何ヶ月か留置場暮らしを過ごした俺に待っていたモノは、懲役一年執行猶予三年と言う前科持ちの経歴だった。
晴れて自由の身(執行猶予付きなので仮)になろうって言うその時、警官が放った一言「もう二度とココに戻ってくんなよ」
俺「冗談じゃねえ、誰が戻るか!二度と戻んねえよ馬鹿野郎!」

裏社会も留置場暮らしも車上生活も、あの頃の俺には二度と戻らない。
エレカシ最大のヒットとなったこの曲を聴く度に、そう決意を新たにするので御座います。お後がよろしいようでm(_ _)

猿田彦一也/神事大全

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